わさぎにエサをください。

クズ上等、三日坊主女の残念な日記

ベトナム旅行2日目、ハロン湾・ティエンク鍾乳洞と人生初のエステ体験

f:id:wasagi1128:20200516162055j:image

2日目の朝は1杯のフォーから始まった。

ベトナム語では写真の「フォー・ガー」のように、フォーの後ろに何のお肉が含まれるかが付くらしい。

朝食はホテルの最上階にある小さな食堂で摂った。席に着くとメニューが渡されて、好きなものを注文するスタイル。宿代に含まれるので、タダである。

食堂はこじんまりとした姿ながら、とてもスタイリッシュだった。

f:id:wasagi1128:20200516162035j:image

ハロン湾へGO

2日目もあいにく雨だが、事前に申し込んでいたツアーに参加するべく、集合場所へ向かう。

ツアーはこのアプリから。なんとお値段4000円弱。(37ドル)
集合場所は市内にある旅行代理店の前。歩いて15分ほどのところだった。

今回同行するお客さんは欧米、台湾、韓国、ロシアとバラエティ豊かだった。ちなみに日本人は私一人。

どうやら見た目ですぐわかるらしく、バスに乗り込んだとたん皆さんそろってじろじろ。いや、いいんだけどさ。

ハロン湾へはハノイから片道バスで4時間ほどかかる。1日潰す覚悟でツアーに申し込むことが大事。

中間地点らしきところのSAでいったん休憩。中に入るとお土産屋さんのほかに、刺繍の製作所らしきところがあった。

一見絵に見えるが、すべて布で刺繍だった。

f:id:wasagi1128:20200516162140j:image
f:id:wasagi1128:20200516162022j:image

ハロン湾到着、クルーズランチ

港に到着し、一行は船に乗り換え。

雨のため、想像していた「青い海に鮮やかな緑の島々」みたいな風景ではなかったが、これはこれで素晴らしい。

遠くのほうが霧雨でもやがかかり、なんだかすごい妖怪でも出てきそうな雰囲気だ。

後から調べたところによれば、ハロン湾は伝説において中国とベトナムが戦った時、龍の親子が中国を破り、口から噴き出した宝石がこの島たちになっているらしい。

確かにドラゴンでも出てきそうだな。

f:id:wasagi1128:20200516162039j:image
f:id:wasagi1128:20200516162058j:image

このツアーには昼食込みの値段になっている。

値段的にしょぼいものを想像していたが何のその、めちゃくちゃおいしくて写真撮るのを忘れそうになるほどだった。

4人1組で席に着くのだけれど、私の席は内輪で盛り上がる韓国人親子、愛想のない台湾人といったラインナップ。つらい。しかし食事は大満足だった。

キュウリと人参のサラダ。薄くナンプラーが香る。おいしい。

f:id:wasagi1128:20200516162118j:image

卵焼き。日本で食べるものとかなり味が似ていた。

f:id:wasagi1128:20200516162122j:image

色々スパイスが用意されていて、味に飽きる心配もない。

f:id:wasagi1128:20200516162131j:image

揚げ春巻き。少しスパイシー。

f:id:wasagi1128:20200516162052j:image

メインの魚姿焼き?揚げ?白身がふっくらしていて、どのソースにも合う。

f:id:wasagi1128:20200516162144j:image

ティエンクン鍾乳洞へ

さて、ハロン湾のとある島に到着。

f:id:wasagi1128:20200516162127j:image

ガイドさんが英語で説明してくれるが、理解力がなさ過ぎてよくわかっていなかった。

要約すると、「今から洞窟に行く。ここは台風の日に困った島民が、サルの逃げる方向をたどるとそこにでかい洞窟があった。そうして発見された世界遺産だ」的な感じ。

何がなんやら。下調べは重要だと知った。

そうしてガイドさんが歩き出した先にはなんと100段近い階段。

お昼ご飯を食べすぎたことを早々に後悔した。

上った先の景色がこちら。なかなか絶景である。

f:id:wasagi1128:20200516162047j:image

その先に出てきたのは、インディージョーンズが出てきそうな巨大鍾乳洞。

ここはティエンクン鍾乳洞と呼ばれる、ハロン湾のダウゴー島にある巨大鍾乳洞だ。

まさかの光景にかなりびっくりした。

f:id:wasagi1128:20200516162102j:image
f:id:wasagi1128:20200516162031j:image

観光客の人気スポットらしく、手すりや照明が完備されているものの、自然そのまま残っている鍾乳洞は圧巻だった。

ただ、ガイドさんが「馬に似てるね」「これは羊」みたいな感じで例えを教えてくるのは、ちょっとよくわからなかった。日本人がいなくてよかった。「こじつけやん」って思わず口にしていたから。

f:id:wasagi1128:20200516162135j:image

ボートで迫力満点の自然体験

そのあとは、カヌーorバンブーボート体験。

私は泳げないので、迷わずボートを選択。先ほどの愛想のない台湾人と、別の台湾人のカップルと計4人で乗船する。

後ろで漕いでくれるおばちゃんはずっと歌っていた。
f:id:wasagi1128:20200516162044j:image

より島々に近いところで楽しむことができる。湾のちょっとした自然でできたトンネルをくぐったり、島の全貌をじっくり眺めることが出来たり。

何より漕ぐときの水がオールに絡みつく音がいい。退職間近でイライラした心を静めてくれる。

f:id:wasagi1128:20200516162026j:image

この写真はかなり気に入っている。

天気に恵まれなかったことで逆に幻想的な姿を見ることができ、本当に忘れられない思い出となった。

f:id:wasagi1128:20200516162113j:image

人生初のエステ体験

さて4時間ほどの道のりをもう一度通過し、ハノイに戻ってきた。

バスでぐーたらしてただけのくせに腹は減る。旧市街で食事をしに来た。

晴れていればテラス席から教会が眺められることで有名。

ただあいにくざんざんぶりだったので、おとなしく1回でごはん。

ベトナム流つけ麺、ブンチャー。

肉団子をかじりながら、麺を甘酸っぱいたれにつけていただく。うまい。ただ、量が半端ない。より一層お腹が膨らんだところで、夜の予定を考える。

f:id:wasagi1128:20200516162109j:image

ベトナムといえば、マッサージやエステを破格の値段で受けられることで有名。

がっつりなマッサージは疲れ切った3日目に予約するとして、2日目は顔とかどうだろう。メイクを落とす手間も省けるし。

というわけで、調べてたどり着いたのがここ。

公式サイトから「敏感肌顔スキンケア」のメニューを選び、予約。すぐに確認のメールが届いた。早い。

サイトは日本語対応になっているのも心強い。

店内に入ると、とても感じの良いお姉さんが受付してくれた。お茶とおしぼりを出してくれて、待つこと10分。ぞろぞろとスタッフさんがバイクから降りてきた。

あれ、予約のために家からやってきてくれたのか・・・??

疑問は置いておいて、顔のケアはかなり良かった。

目を閉じていたので詳細は不明だけど、クレンジング→洗顔→顔パック+スチーム→化粧水→クリームとオーソドックスなメニューながら、非常に丁寧にやってくれる。

終わった後は顔のむくみもいくらか取れ、その夜はすっきり寝ることができた。

人気の店らしいので、気になった方はぜひ。

そんなこんなで2日目終了

2日目も朝早くから怒涛の一日だった。

ハロン湾の景色はしばらく忘れることができないと思う。また行きたい。