タイ旅行2日目、アユタヤ遺跡めぐり
写真はワット・アヤカスタの近くで撮った遺跡。
赤レンガが異国の感じ満載なここはアユタヤである。
2日目、アユタヤへ電車で行くことを試みる
「どうせならいろんな交通手段を試したい」という友人。確かに、タクシー一辺倒というのも面白くないと思い、アユタヤへは鉄道を使って行くことにした。
フワランポーン駅の手前まで行くと、車の交通量がえげつない。
まごまごしていると、一人の女性に話しかけられ、一緒に渡ってもらうことに。タイの方にしては珍しく、英語ができる人だった。
「アユタヤに行きたいんです」と言うと駅にいるガイドさんを紹介してくれた。そのガイドさんは日本語もかじっていて、観光客慣れしているのを感じる。
作戦変更、タクシーをチャーターすることに
しかし安堵している私たちに、ガイドさんはこう切り出した。
「今日は祝日だから、地元の人もアユタヤなどの寺院に出向きます。向こうでタクシーに乗ると、普段の倍の値段がかかります」
友人と顔を見合わせる。そこまでお金があるかな。不安になり始めた。
ガイドさんはさらに続ける。
「それから遺跡はたくさんあるけど、各30分~1時間くらい離れているので、歩いてではとてもじゃないけどいっぱい回れないですよ。17時くらいで閉まるし。おすすめは、ここからタクシーをチャーターすることですね」
タクシーは1台当たり半日5000円。電車は往復1400円。散々駅で悩んだ結果、タクシーをチャーターすることにした。
ちなみに祝日だが、 10月13日は「ラーマ9世記念日」だそう。タイの前国王が2016年の同じ日に亡くなられたらしい。
いざ、アユタヤへ
タクシーの運転手さんは全く英語ができないおじさんだった。
私たちはもちろんタイ語ができないので、よくわからないままとりあえずおじさんがドライブしてくれる。ただ、観光客慣れしているのか、きちんと主要スポットに連れて行ってくれて感謝。
ちなみにあまり下調べをしていなかったので、実際連れていかれたときにはどこにいるのか全然わからなかった。すべて後から名前を調べているのはここだけの話。
この日は曇り時々晴れといったところで、気温も割と高め。涼しいタクシーで効率よく回れたのは体力的にも最高だった。
最初についたのはワット・マハタート。
歩いても歩いても赤レンガの遺跡が続く。ここに人が住んだり文明があったなんて・・・としばしノスタルジックになる。
ここのスポットで一番目玉なのは、これ。木の根元に埋まる仏頭。
横から見たら、こう。
実はアユタヤ王朝、ビルマ軍の侵攻によって消滅させられてしまった歴史を持つ。
頭のない仏像がそのまま残されていたりして、結構生々しい。
キンキラキンに激しい寺院
その次に連れていかれたのは、ウィハーン・プラモンコンボーピット。
ここではなかなかインパクトのあるものが見れた。
アユタヤの名物、涅槃
ワット・アヤカスタ。たまにオレンジの服を着ていることがあるらしい。
この日は装備なしだったけど、それでもすごい迫力だった。足の下で写真を撮るのがセオリーらしい。そして足が長い。観光客もかなり多かった。
三大寺院の一つ、ワットポー(涅槃なし)
キンキラキンの涅槃が有名なワットポーだが、結局見れず。
(なぜだったか覚えてない・・・。工事だったかな?)
祝日だったからか、お祈りの場に立ち会うことができた。
皆さんで念仏的なものを唱えていて、とても荘厳な場。
何を言ってるのかはわからないけど、同じ仏教の国出身、なんだかとても落ち着く場所だった。
タイのお経 pic.twitter.com/VGHDBxgTEw
— あお@Saturday! Project (@ao_satpro) 2020年5月3日
ライトアップでキラキラしているこれは、実は国王のお墓だそうだ。
装飾が細かくて、布に刺繍されたような華やかさがあった。この下に故人が眠っているのかと思うと、不思議な気分。
2日目のごはんもおいしい
足が限界でフラフラ。ワットポーの近くのこちらに決めたら、当たりだった。
店員さんも親切で、店内もスタイリッシュ。壁画みたいな内装が面白い。
私たちが入った時は、欧米の観光客がちらほらいた。
ガパオ。辛さがしびれるけど、バジルのシャキシャキ感が良い。
バーベキューのスペアリブ。甘めの味付けにがっつりお肉。
本命のグリーンカレー。辛い!鶏がほろほろして口で崩れていく。
白米と一緒に。ふかふかの米がカレーの辛さを中和する。
いつかのアメリカ留学で食べた白タイ米はパサパサで、「チャーハンくらいじゃないとタイ米は食べられたもんじゃない」という偏見があったのだけれど、ここで食べたのは本当に「ふかふか」だった。日本の米よりあっさりしていて、口の中ですぐなくなる感じ。白米党の私、優勝。とにかくおいしい。
デザートのココナッツアイス。ピーナッツとの相性抜群。
アイスを食べながら、「明日ですべて終わるのか・・・」としんみり。
3日目も楽しみにしながら、この日もぐっすり寝た。