ブログサボってた
最後に投稿したのが1月とかか?
だいぶさぼっていました。
2019年最後の記事がこちら。
2019年は私にとって非常に怒涛の1年となったから。という言い訳をさせてほしい。
何があった去年
過去のことなので時系列で示すと、
2018年12月:当時の同棲していた彼氏から別れを切り出される
2019年1月:パーソナルジムに通う
2019年2月:仕事が通常の2倍忙しくなる
2019年3月・4月:同棲解消に向けて引っ越し準備
2019年5月:今の家に引っ越し
2019年6月~8月:ひたすら男漁り
2019年9月:すべてがどうでもよくなる
2019年10月:転職活動開始と同時になぜか彼氏ができる
2019年11月:第一志望の会社に落ちる
2019年12月:何となく受けた会社の最終面接
2020年1月~:最終面接合格、人生第二章へ突入
こういうわけで、やっと運が向いてきた2020年の今日この頃。
今年は月4本~6本を目標に書きます
最近、コロナの影響で在宅業務になったことを逆手に、徐々に体を慣らしていきたい。
取り急ぎ4月は、空白期間の出来事もさかのぼって書いていく。
タイに行ったり、ベトナムに行ったり、しんどいながらも割と充実していたので、コツコツ書いていけたらいいな。
れだんうますぎる
念願の、お店に行ってきました。
きっかけは知人の紹介、そこからブログをいくつか漁り、「おいしそうだなあ・・・」と思いつつもなかなか重い腰。
一人呑みは好きなんだけど、予約までの踏切にめちゃくちゃ時間がかかってしまった。
当日にダメ元で電話しただけだったので、「断られるかも」と思っていたけど、あっさり気のいい声で「いけますよ!」とのこと。ウキウキで向かった。
もう店内入った時点で優勝
店内のカウンターに座ると、仕込みのお造りがずらっと・・・てっきり「団体さんの予約かしら」と思っていたら、のちにあっさり「あ、次こちらです」と渡されて二度びびった。
おいしさの暴力
今が旬のホタルイカ。蓋を開けてもらうと燻製のいい匂いがする。
一口食べてため息。この皿ですでにグラスビールが半分持っていかれた。
次に出されたのがお造り盛り合わせ。どれも分厚くて、圧巻の食べ応え。
ここですでに日本酒1杯目に突入。
初めて食べたクジラ肉のお刺身。上に乗っているのはとろろ昆布?
歯ごたえ抜群の赤身肉で、かみしめながらお酒を口に含むとハッピーになる。
ハマグリのはりはり小鍋。
出汁がおいしすぎて、もはや日本酒がチェイサーと化した。
このお風呂に入りたい。
フォアグラ&いぶりがっこの最中と、私がネットで見て楽しみにしていたサバサンド。
「思ったより小さいな・・・」って邪なこと考えたけど、お酒のあてにはちょうどいい。
最中はいぶりがっこのコリコリと燻製のにおいがおいしくてハマった。あと100個食べたい。
天ぷらゾーン。家で作れないから二度うれしい。
どれも最高においしかったけど、私の推しは右下のイチジク&ワイン&クリームチーズ。(だったと思う)
種のプチプチと、チーズのねっとり具合がハマる。ただの口直し的存在ではない。
日本酒に合わないかと思いきや、不思議と合うところも魅力的。
〆の鯛ラーメン。
鯛のおいしいところを飲んでいる気分だった。あと麺の固さが好み。
デザートはほうじ茶アイスといちご。
頭からやり直したいレベルでおいしかったけど、程よくおなかが満たされて、日本酒は4杯干したのでこれ以上はやめておいた。
月に1回の贅沢がしたい
月1でおいしいお店やお酒を一人で開拓していきたい。
友達と行くところに困ったときに「あ、あそこにおいしいお店あるよ」とか言いたい。
れだんに連れて行くとすれば次は母か、彼氏かな。
次回は一品物も頼むぞ・・・!
初めての転職、つらかった3か月
写真は転職活動を始めた時期に、友人に連れられた京都のショコラティエ。
店員さん、イケメンしかいなくて逆に引いた。
転職を決意した経緯
前職は翻訳会社でコーディネーターとして働いていた。
決定的だったのは、ボーナスが減ったこと。
売り上げがみるみる悪くなっている中、目標に対して110%ほど達成したにも関わらず、一律でボーナスを減らされたとき、「あ、ここにいたらいずれ生活が苦しくなる」と何となく悟った。
ので、転職を始めたわけだけれど、あまり順調にはいかなかった。
やりたいことがない
今の会社にいたらダメなことはわかるけど、じゃあ次何をやりたい?って聞かれると、全然思いつかない。とりあえずリクルートエージェントにカウンセリングに行った。
(ブログとかでよく見るよね。この広告)
初回に来た時は「今と同じ生活が出来たら」ということしか考えておらず、業界を絞るとか、業種を絞るとかも特にしていなかったので、エージェントも困っていた。
とりあえず業界は「安定してそうな」医療業界に絞り、業種は営業/営業事務で絞って出してみたら、そこそこいい求人を紹介してもらえた。
が、しかし。私は文系なので、医療業界となると紹介してもらえても実際に応募できる企業は少ない。
少ないからこそ絞れていいじゃん、とか最初は思っていたが、結局面接に落ちまくると選択肢がどんどん狭まるので、苦しい戦いになった。
決め手と準備を欠き、最終面接で落とされる
平日にいきなり面接が入ったりするので、仕事の休みの調整と、準備のバランスが取れず、グダグダになった面接も多かった。
基本的に嘘がつけない性格なので、準備をしていないと「とりあえずどこでもいいから就職したい」という気持ちで志望動機にボロが出てしまう。
ついに11月、一番好感触だった企業の最終面接であっけなく落ちてしまい、「転職活動辞めようかな」とまで思い始めた。
若干投げやりになったところで、今働くこととなった会社の面接の話が舞い込む。
全然興味ない職種、だけど行き詰ったからとりあえず受ける
「もう恋なんてしない」って思い始めたときに彼氏ができるのと同じように、「もう転職やめようかな」と思ったタイミングでの、エージェントから猛プッシュ。
求人を見れば、確かに医療業界だけど歯科だし、全然興味のない職種だしで「なんでこんなん勧めてきたんだよ(怒)」って叫びそうになった。
しかしほかに面接の予定が入っているわけでもなし、とりあえず行くだけ行くか・・・と重い腰を上げていった今の会社。
今の上司に一次面接をしてもらったとき、「あ、私この会社に入るわ」と強く思った。
つかみ取った内定
絶対この会社に入りたい!!とエージェントにプッシュ。
あれよあれよという間に最終面接(クリスマスの夕方、しかも東京)まで行き、年末年始を挟んで無事内定が下りた。
思えば、途中で投げ出さずに最後までやった経験、初めてかもしれない。
ある意味生活がかかっていたので、今回はがむしゃらに頑張れた。
しかし通常、転職は早い人で1か月、遅い人も3か月以内には決まるらしいので、今回私はかなり遅いほうだった。
次回もし、転職をすることがあったとしたら、その時は今回の経験を生かしてうまくやりたい。
初の転職活動での学び
ここにとりあえず備忘録もかねて羅列しておく。
- ネガティブな理由とポジティブな理由の両方を用意する
- 転職してどうなりたいか(職種とかではなく)をちゃんと描く
- 貯金はある程度しておく(給料切り替わると生活困るかもだから)
- 有給が支給される月が転職の始め時
- 条件はなるべく妥協しない(ただし自分の市場価値は何となく把握しておく)
- 面接で想定される質問に対しての答えは暗記する
こんな感じ。
新しい会社でも頑張るぞ~~。
ベトナム3日目、美術博物館、マッサージ、チョコレート
迫力があるよね。(小並感)
3日目の朝、ロンビエン橋で会いましょう
宿泊していたホテルからほどなく近い、インスタ映えスポット。
3日目も雨で、とうとうこの度は天気に恵まれることなく終わった。
ロンビエン橋の歴史は古く、かれこれ100年以上、修繕を繰り返しつつ生きながらえている。電車以外はバイクだけ通行可能で、歩いて通れるのは本当に端のほうだけ。
インスタ映えと言いつつ、実際はバイクの量がすごすぎてかなり危ない。
ビビりながらも撮影に挑み、何枚か撮った後は早々に退散した。
ホテルに戻っていったん朝食。
適当に頼んだものが激マズで目を白黒させながら、それでも私は日本人の心「モッタイナイ精神」のもと、食べきる。
ベトナム美術博物館、貸し切り状態
さて、最終日で次に向かったのがベトナム博物館。
途中タクシーの客引きに合いつつ、言語が通じないのですたこらさっさ。
外国をサバイバルするのに一番重要なのは図太さ。それに尽きる。
2階建ての洋風な建築物。
チケットは門をくぐって右に進むと、ちょっとしたお土産屋さんの中にカウンターがある。朝だからか、コロナが関係しているのか、人っ子一人存在しない。
不景気なのか、カウンターのハイスクールミュージカルのイジワル先生に似ている受付嬢も、若干不愛想である。
ちなみにカメラ以外の荷物は持って入れない。ロッカーのカギを渡されるので、そこに貴重品以外のすべてを預けていく必要がある。
とりあえずベトナム語、フランス語、英語の3か国語で説明書きがしてあるが、あまり理解できなかった。ただ、客がいないので存分に静かな空間を独り占めしていた。
石器と思しきもの。翡翠?青銅?きれいな緑。
悩ましい顔の彫刻のお坊さんが、いくつも飾ってあった。
夜になると動き出しそうなくらい、躍動感がある。
後から調べると、この美術館は2万点ほどこうした美術品を置いているらしい。
よくわからなくても、クーラー効いているし、入場料も200円と破格なので、少し一休みしたいときにもおすすめだと思う。
ホーチミンさん、こんにちは
続いてはホーチミン廟(びょう)へ。建国の父、ホーチミンさんのお墓である。
オープンな敷地なのかと思って適当な場所から入ろうとしたら、めちゃ怖い警備員さんに笛を鳴らされ止められた。心臓バクバクしつつ、大人しく受付へ向かう。
するとリュックを下すよう指示され、飛行機の搭乗前と同じく手荷物をX線で検査される。セキュリティ半端ねえな。
こちらもコロナの影響か、中に入ることはできなかった。
中には腐らないように処置をされたホーチミンさんの遺体が安置されているらしい。そりゃ警備員もつくか。
ホーチミン廟の右側の通路を進んでいくと、「ホーチミンの家」に続く入場口が。
ここはホーチミンさんが晩年過ごしたお家や、大統領府などがある。
こちらは大統領府。ホワイトハウスならぬイエローハウスだ。
いずれも中に入ることはできないが、外からガラス張りの中をのぞくことができる。
こぎれいで、想像してたほど華美ではなかった。
亀に会いに来た
14時ごろにマッサージを予約したので、それまで再び市内を散策することにした。
1日目に夜景を見に来たホアンエキム湖の中へ入ることにする。
橋の真ん中から撮影。これより手前でチケットを買って中に入る。
13世紀に活躍したえらい人を祭っているらしい。
水上人形劇にもエピソードがあった伝説。とある王様が竜王からもらった剣で戦争に勝利し、「平和になったから剣は竜王に返しなさい」と亀に言われたので返したという話。なぜ亀。
湖にはどうやらここにしかいない個体もいるらしく、どんな生き物がどれくらい住んでいるのかはまだ把握されていないらしい。
昔湖から揚げられた巨大な亀がはく製にしてあった。
いや、罰が当たったらどうするんやろ。
腹ごしらえはフォーの有名店へ
ベトナムに来たら絶対行きたいお店があった。地元客もこぞって通うフォー専門店。
お昼時に行ったからだろうか、そこそこ並んでいた。それほどまでにおいしいのかと期待が膨らむ。
料金は先払いで、メニューは1種類、牛肉のフォーのみ。
肉の多さ?麺の多さ?で料金が上がっていく仕組み。とりあえず普通の一人前を注文し、席に着く。
店ははっきり言って、きれいではない。
忙しくて店が回っていないからか、前の人が食べ残した器やそこらへんに投げたライムのカスなどがテーブルに散らかっている。
あと、基本的に相席だ。長机とベンチが用意されていて、そこに詰めて座る。
潔癖の人にはあまりお勧めできないだろう。
そうして5分くらい経ったあと、念願のフォーがやってきた。
一口食べてびっくりした。これはおいしい。
まずこの透き通った出汁が素晴らしい。臭みのない、牛の風味がガツンとくるが、くどくなくあっさりしている。ライムを絞るとさわやかさが加わって、さらにさっぱりする。
牛肉は細切れなのにパサパサしておらず、ネギと食べると幸福感が襲う。麺との相性も抜群だ。さすが地元客の人気があるだけある。
しかもこのクオリティで約250円。頭おかしい。
思い出しながら書いている途中でもまた食べたくなってくるのだから、本当に中毒性のある食べ物だった。毎日通いたい。
いよいよマッサージへ
3日目はのんびり時間を使いたかったので、マッサージ150分を予約した。
150分で41ドルの「ボディークリーニング & デトックスリチュアル」を選択。
通されたところはよくある光景だった。清潔感もあり、期待が高まる。
最初に足湯をしながらスタッフさんが準備をするのを待つ。
フォーに入っていた具と同じものが足湯に入っていて、少し微妙な気持ちになるが、スパに罪はない。
コースとしてはかなり変わっていた。
全身スクラブ→シャワー室で洗い流し、ハーブのお風呂につかる→オイルマッサージ→アロエパックといった流れだ。
かなり体も軽くなりすっきりしたのだが、1点嫌な点を挙げるとすればシャワーに行く前にべとべとの体にうっすいバスローブを巻かれたことだった。
あれは何とも気持ち悪い。まあすぐシャワーは浴びるんだけども。
ベトナム版ゴディバ、Maison Marou
そろそろお土産を買わねばと思い、友人におすすめされたこちらのお店へ。
そう、3日目は2月14日、バレンタインデー。
彼氏へのお土産兼バレンタインチョコをここで済ませてやろうという、なんともズボラな彼女である。
店内は多くのお客でにぎわっていた。やはりベトナムにもバレンタインはあるのだろうか。とにかくどのお菓子も可愛く、インスタ映え間違いなしのお店だった。
テイクアウトでアイスチョコレートドリンクを購入。
実はこれ、あまりおいしくなかった・・・暑くてもホットのほうがおいしかったかも。
カカオの粉粉しい感じが苦手。香りは良かっただけに残念。
帰りの話
こうしていったん予定していたものはいったん終了した。
この後はスーパーでお土産を買い、スタバ(めちゃ高かった)で写真の整理をしながら一休み。
帰りはホテルから空港までタクシーで送ってくれる神対応のもと、ホテルに戻って時間に合うように送ってもらった。楽ちん楽ちん。
気にしていた手荷物も、6.2キロと7キロまでオーバーすることなく済んだのでラッキー。
ただ、帰りはホーチミン空港にいったん飛ばされての乗り継ぎとなり、空港では出る出口を間違えて迷子になった。帰れなかったらどうしようととても焦る焦る。
乗り継ぎのインターバルも少ない中、間一髪で搭乗口が見つかり、無事に日本へ戻ることができたとさ・・・。
初めての海外一人旅
今回で完全に味を占めてしまった。30歳までにアジア全制覇したい。
次は美容大国、韓国に今年中に行きたい。コロナがどうなるかわからないけど・・・。
ベトナム旅行2日目、ハロン湾・ティエンク鍾乳洞と人生初のエステ体験
2日目の朝は1杯のフォーから始まった。
ベトナム語では写真の「フォー・ガー」のように、フォーの後ろに何のお肉が含まれるかが付くらしい。
朝食はホテルの最上階にある小さな食堂で摂った。席に着くとメニューが渡されて、好きなものを注文するスタイル。宿代に含まれるので、タダである。
食堂はこじんまりとした姿ながら、とてもスタイリッシュだった。
ハロン湾へGO
2日目もあいにく雨だが、事前に申し込んでいたツアーに参加するべく、集合場所へ向かう。
ツアーはこのアプリから。なんとお値段4000円弱。(37ドル)
集合場所は市内にある旅行代理店の前。歩いて15分ほどのところだった。
今回同行するお客さんは欧米、台湾、韓国、ロシアとバラエティ豊かだった。ちなみに日本人は私一人。
どうやら見た目ですぐわかるらしく、バスに乗り込んだとたん皆さんそろってじろじろ。いや、いいんだけどさ。
ハロン湾へはハノイから片道バスで4時間ほどかかる。1日潰す覚悟でツアーに申し込むことが大事。
中間地点らしきところのSAでいったん休憩。中に入るとお土産屋さんのほかに、刺繍の製作所らしきところがあった。
一見絵に見えるが、すべて布で刺繍だった。
ハロン湾到着、クルーズランチ
港に到着し、一行は船に乗り換え。
雨のため、想像していた「青い海に鮮やかな緑の島々」みたいな風景ではなかったが、これはこれで素晴らしい。
遠くのほうが霧雨でもやがかかり、なんだかすごい妖怪でも出てきそうな雰囲気だ。
後から調べたところによれば、ハロン湾は伝説において中国とベトナムが戦った時、龍の親子が中国を破り、口から噴き出した宝石がこの島たちになっているらしい。
確かにドラゴンでも出てきそうだな。
このツアーには昼食込みの値段になっている。
値段的にしょぼいものを想像していたが何のその、めちゃくちゃおいしくて写真撮るのを忘れそうになるほどだった。
4人1組で席に着くのだけれど、私の席は内輪で盛り上がる韓国人親子、愛想のない台湾人といったラインナップ。つらい。しかし食事は大満足だった。
キュウリと人参のサラダ。薄くナンプラーが香る。おいしい。
卵焼き。日本で食べるものとかなり味が似ていた。
色々スパイスが用意されていて、味に飽きる心配もない。
揚げ春巻き。少しスパイシー。
メインの魚姿焼き?揚げ?白身がふっくらしていて、どのソースにも合う。
ティエンクン鍾乳洞へ
さて、ハロン湾のとある島に到着。
ガイドさんが英語で説明してくれるが、理解力がなさ過ぎてよくわかっていなかった。
要約すると、「今から洞窟に行く。ここは台風の日に困った島民が、サルの逃げる方向をたどるとそこにでかい洞窟があった。そうして発見された世界遺産だ」的な感じ。
何がなんやら。下調べは重要だと知った。
そうしてガイドさんが歩き出した先にはなんと100段近い階段。
お昼ご飯を食べすぎたことを早々に後悔した。
上った先の景色がこちら。なかなか絶景である。
その先に出てきたのは、インディージョーンズが出てきそうな巨大鍾乳洞。
ここはティエンクン鍾乳洞と呼ばれる、ハロン湾のダウゴー島にある巨大鍾乳洞だ。
まさかの光景にかなりびっくりした。
観光客の人気スポットらしく、手すりや照明が完備されているものの、自然そのまま残っている鍾乳洞は圧巻だった。
ただ、ガイドさんが「馬に似てるね」「これは羊」みたいな感じで例えを教えてくるのは、ちょっとよくわからなかった。日本人がいなくてよかった。「こじつけやん」って思わず口にしていたから。
ボートで迫力満点の自然体験
そのあとは、カヌーorバンブーボート体験。
私は泳げないので、迷わずボートを選択。先ほどの愛想のない台湾人と、別の台湾人のカップルと計4人で乗船する。
後ろで漕いでくれるおばちゃんはずっと歌っていた。
より島々に近いところで楽しむことができる。湾のちょっとした自然でできたトンネルをくぐったり、島の全貌をじっくり眺めることが出来たり。
何より漕ぐときの水がオールに絡みつく音がいい。退職間近でイライラした心を静めてくれる。
この写真はかなり気に入っている。
天気に恵まれなかったことで逆に幻想的な姿を見ることができ、本当に忘れられない思い出となった。
人生初のエステ体験
さて4時間ほどの道のりをもう一度通過し、ハノイに戻ってきた。
バスでぐーたらしてただけのくせに腹は減る。旧市街で食事をしに来た。
晴れていればテラス席から教会が眺められることで有名。
ただあいにくざんざんぶりだったので、おとなしく1回でごはん。
ベトナム流つけ麺、ブンチャー。
肉団子をかじりながら、麺を甘酸っぱいたれにつけていただく。うまい。ただ、量が半端ない。より一層お腹が膨らんだところで、夜の予定を考える。
ベトナムといえば、マッサージやエステを破格の値段で受けられることで有名。
がっつりなマッサージは疲れ切った3日目に予約するとして、2日目は顔とかどうだろう。メイクを落とす手間も省けるし。
というわけで、調べてたどり着いたのがここ。
公式サイトから「敏感肌顔スキンケア」のメニューを選び、予約。すぐに確認のメールが届いた。早い。
サイトは日本語対応になっているのも心強い。
店内に入ると、とても感じの良いお姉さんが受付してくれた。お茶とおしぼりを出してくれて、待つこと10分。ぞろぞろとスタッフさんがバイクから降りてきた。
あれ、予約のために家からやってきてくれたのか・・・??
疑問は置いておいて、顔のケアはかなり良かった。
目を閉じていたので詳細は不明だけど、クレンジング→洗顔→顔パック+スチーム→化粧水→クリームとオーソドックスなメニューながら、非常に丁寧にやってくれる。
終わった後は顔のむくみもいくらか取れ、その夜はすっきり寝ることができた。
人気の店らしいので、気になった方はぜひ。
そんなこんなで2日目終了
2日目も朝早くから怒涛の一日だった。
ハロン湾の景色はしばらく忘れることができないと思う。また行きたい。
ベトナム旅行1日目、タンロン遺跡・水上人形劇
一人での海外旅行はほぼ初めてだった。
「ほぼ」というのは、高校3年生の時にうっかり寝坊して留学から一人で帰らなくてはならなかったことと、大学3年生の時にフランス・リヨンに一人で行ったことがあるが、どちらもアクシデントorホームステイだったのでまた一人旅とは様子が違った。
私のことを誰も知らない土地に行き、誰とも交わらない生活をするのは、今回が初めて。
とはいえ、ネットではずっとつながっているわけだが。
いざ出発
相変わらず飛行機が苦手な私だけれども、行きは晴天でほとんど揺れなかった。
ただ7時半ごろには関空に着かないといけないので、眠くて仕方なかったが、少し寝れたのでかえって良かった。
関空からはVietJetAirという、LCCがハノイ直行で出ている。
今回はタイの時と違って快晴で、ほとんど飛行機も揺れることがなかった。
紅白の、ベトナム国旗モチーフな機体。
写真取れなかったけど、CAさんがタイトスカートでなくショートパンツだったのが印象的だった。あんな制服あるんやな。
9:20発の飛行機。時差は2時間。大体6時間弱で到着する。
空港に着くとなぜかとてもスパイスの匂いが。ちょっと臭い。
もっとさびれたところを想定していたが、存外きれいでビビる。
しかし、出国には1時間以上待たされ、腹の減った私はイライラMax。
蒸し暑いし、早く飯が食いたい。
しかし私には最初にやらねばならないことがある。
タイの時と同様、SIMカードを購入すること。これがないと知らない国ではハードモードになる。
そうして何とかホテルに向かったのだった・・・。
今回のホテルはちょっと惜しい
今回泊まったホテルはこちら。
少し入り組んだところにあるので行くときには注意がいる(タクシーがホテル前までつけない)が、比較的新しめできれいなホテル。
内装はこんな感じ。
良かった点としては、とにかく接客が素晴らしいところ。
Expedia経由で予約した後、すぐにメールが来て当日の行き方やタクシーチャーターの有無を聞いてくれたり、着いたら早々にマップをくれておいしいお店や行ったほうがいいところなどを教えてくれる。店員さんは英語ができるので、ベトナム語が出来なくても大丈夫。中1レベルでも十分くみ取ってくれる。
あと、レストランで朝食がついてる。種類ある中から選んでほしいものが注文ができ、かつ何を頼んでも宿泊費に含まれている。おいしい。
普段、海外で生のものは避けている私だが、腹が減りすぎてこのウェルカムドリンク&フルーツはついついがっついてしまった。でもおいしかった。
ただ悪い点としては、ユニットバスなうえに、シャワーを使うと部屋のほうまで水がしみてしまう点。使い方を聞いてからやったはずなのだけれど、やはりかいけつしなかった。
潔癖というわけではないが、水回りの点はかなり重要視するので、リピートはないかもしれない・・・。
腹ごしらえの散策
あいにくの曇り空の中、私は食べたいものリストの一番上にあるものを目当てにホテルを出た。
タイの時も思ったけど、とにかくバイクが多い。あと信号の仕組みがよくわからず、とりあえず渡っている現地の人の後ろをついていく作戦。
さて、目当てのものはこれ。
Banh Mi 25というお店にやってきた。観光客に人気のバインミー屋さんだ。
お店というよりテイクアウト専用の屋台といった感じ。
色とりどりの野菜が並ぶ。
挟むものによっていろいろ種類があり、どれもおいしそうで迷う。
今回はHoney grilled chickenにした。値段は日本円で120円くらい。安すぎん?
バインミーとはフランスパンに野菜や肉を挟んだベトナム風Subwayのようなサンドイッチ。
紙袋に包んでお姉さんが手渡してくれる。結構でかい。
かじった断面で失礼。
フランスパンと聞いていたのでもっとガリガリしているのかと思いきや、めちゃくちゃサクサクで、軽くトーストしてからサンドイッチにしているのでかなり香ばしい。
中の野菜は人参、キュウリ、パクチーが主だが、少しスパイスのきいたソースとめちゃくちゃマッチしている。こんなのが120円?寝言は寝てから言ってほしい。
タンロン遺跡をせかせか回る
腹もこなれてきたところで、タンロン遺跡に向かう。
今回なぜポピュラーなホーチミンではなくハノイを選んだかというと、ホーチミンではあまり遺跡などがないことが決め手だった。もちろんホーチミンにはグルメツアーとしていつか絶対行きたいとは思っているが、今回は世界遺産のハロン湾も見たかったのであえてハノイにしている。
最初に来たのがここ。実はタンロン遺跡の向かいにあるのだけれど、間違えて来てしまった。「Bac Son Monument」というらしい。どうやら慰霊碑のようだが、詳細があまりなかった。無知無学。
で、本命。実はコロナの影響で私が行く1週間前は封鎖されていたのだけど、今回入ることが叶った。よかった。
ただ、空港で長いこと待たされすぎて、17時閉館だというのに1時間弱しかなかった。とりあえずメインのところだけでも見ようと急ぎ足。
取り急ぎ敷地内をぐるっと。帰ってから調べたらこの中に博物館もあったようで、回ればよかった~と後悔。
タンロン遺跡は2002年に発見され、2010年に世界遺産登録された、比較的新しい遺跡だ。
これは「端門」と呼ばれる、タンロン遺跡のシンボル。ここが皇帝さんの住む場所につながる門だそうだ。
上って上から周辺を眺めることができる。中には特に何もない。
閉館3分前に脱出。もっと見たかったけど、よくわからない異国で怒られるのはごめんだ。
足は旧市街地へ。ここは観光客向けの地域で、お土産として雑貨屋さんやコーヒー専門店が立ち並ぶ。
ネオ・ゴシックの建物が素敵なこの建物は、100年以上歴史があるそうだ。残念ながら中には入れなかったけど、外から観光客が写真を撮っていた。
フランスのリヨンに行ったときにこういう建物をいっぱい見た気がする。
ハノイビールが水みたい
タクシーも使いつつうろうろして、お腹も程よく空いたので一番今回行きたかったレストランへ。
観光客に人気の、オーソドックスなベトナム料理を出してくれるお店。
他の店より若干割高だけど、それでも日本よりは断然お安い。あと店内がおしゃれ。
席に通されて、メニューを渡される。写真付きで分かりやすく、どれもおいしそう。
店員さんに指差しで注文し、いざ。
最初に来たのは生春巻きとビール。ぷりぷりしたゆでエビと、野菜のシャキシャキがピーナッツソースとマッチする。ソースの味は甘辛いので、とにかくビールが進む。
ビールはハノイビールを選択。
味は薄く、ほとんど麦の味がしないさっぱり風味。暑い国だからさくさく飲めるものが好まれるのかも。一缶だけで耐えた私えらい。
空心菜の炒め物。多分。シャキシャキしている青菜にニンニクがガツンと効いている。
デートの予定がある方はやめといたほうがいい。悪魔的なうまさ。
揚げ餃子的なもの。甘酸っぱいたれにつけて食べる。さわやかなたれなので揚げ物に合う。多分カロリーは相殺されている。(されていない)
ちなみにこのメニュー、一人で平らげた。隣にアメリカ人?男性2人が座っていて、私ががっつくのを眺めたあと、「それおいしい?」と話しかけられた。親指立てて返事しておいた。
腹ごなしに歩いて水上人形劇へ
少々食べすぎた(当たり前だ)ので歩いて次の目的地へ。
ハノイの中心地にある、ホアンエキム湖。夜のライトアップに誘われて、地元の人も観光客もたくさん散策していた。
水上人形劇のチケットを買って、40分ほど時間があったので近くのカフェで待機。
食べ過ぎても、甘いものは別腹。コーヒーは雪印のコーヒー牛乳に苦い成分を投入したみたいな味だった。これがベトナムコーヒー・・・?
ハノイの劇場はこちら。
チケットは入口横の受付カウンターで買える。座席は空いていれば好きなところを指定でき、席の種類も2等席(600円程度)/1等席(1000円程度)の2種類。非常にリーズナブル。写真撮影もOK。私は一番前の席を取った。
中に入ると人形がずらり。
閉館後にはあまり見たくないかもしれない。動き出しそう。
席の数もなかなか多い。ほとんどが観光客で埋め尽くされていた。
公演開始とともに、舞台の両脇にいる音楽隊の演奏が始まる。
楽器も日本ではあまり見ないものも多く、独特の響き。
歌手の人もいる。この方々がおそらくストーリーテラー的な役割なのだろう。
人形劇というと、てっきりNHKのようなものを想像していたが、まるで違った。
カラフルな人形が、時折まるで生きているかのように動く。花火なども巧みに使われていて、伝統芸能の意味を理解した。
公演は50分ほどだが、1本の劇ではなく、複数の短編でできている。
カメラに集中したかったのでガイドをつけていなかったのは失敗したが、言葉がわからなくても何となく理解できる優しい設計。
公演の最後は人形を後ろで操っていた方々が出てきてカーテンコール。
腰まで水につかって出てきたのでさらにびっくり。
公演後、帰ろうとおもったら土砂降りに見舞われ、なおかつタクシーがなかなか捕まらなくて疲れ切ってしまったのだった。